空押しで「紙」へ付加価値へ

  1言で申しますと、印刷した紙を

【会社名・会社ロゴマークなど文字・絵柄を紙から浮かせる】

加工です。

  会社の紹介に使われるパンフレットを始め、ビジネスでは「紙への印刷物・加工品」が多く取り扱われます。

特に、会社名刺・会社パンフレット・商品パンフレット・ノベルティグッズ・招待状などには自社のアピールを強化したい製品です。

平面的な印刷物から「紙へ付加価値をプラス」する事で手に取るお客様により一層のインパクトを与える事が出来ます。

その付加価値の1つとして、「エンボス加工(デボス加工)」という紙加工方法があります。  

エンボス会社ロゴマークを製品に付けるメリット

①紙の平面製品「視覚印象」に手からの「触覚印象」をプラスして相手に印象を伝えられる

②視覚的にもエンボス加工を行うことで「陰影」が付き印象的に見える

③通常の印刷物よりも会社に対する独自性(オリジナリティ)を感じさせる製品になる  

 

石川紙器で加工するエンボス~コールドエンボス~とは

通常のエンボス加工は、熱を加えて行うのが一般的です。

その中で、自動平板打ち抜き機でのエンボス加工は熱を加えない為「コールドエンボス」と弊社では呼んでいます。

 

エンボス会社ロゴマークを付けれる製品使用例

①ノート →ノート毎ページにエンボス加工・表紙に
②カレンダー
③メモ帳
④名刺
⑤パンフレット

空押し加工にかかる費用は?

弊社での空押し加工は「トムソン型」を作成し、任意の形に加工しその一部に【社名・ロゴを空押し】加工を行う仕様となっております。
そのため、必要費用として
①トムソン型の作成費用  8000円~
②空押し部分の金型作成費用 5000円~
③加工費用 8000円~


※印刷物を搬入する場合 ※1例を挙げて例で費用計算する  

コールドエンボス加工の凹凸具合は?

通常のエンボス加工は、熱を加えて行うのが一般的です。

その中で、自動平板打ち抜き機でのエンボス加工は熱を加えない為「空押し(コールドエンボス)」と呼ばれています。

 

熱が加えられない為、エンボス加工ほど空押し加工は凹凸具合が少ないというデメリットが存在します。

その変わり、型抜きと同時に高速で加工できるメリットがあります。

理論値として、0.5㎜以下(実際は0.3~0.4mm)の凹凸になります。

 

コールドエンボス加工の紙厚は?

紙が薄すぎると、エンボス加工に耐えれずに紙が切れてしまう場合もございます。

薄紙に加工を希望される場合では、実際に試験的に見本を作成する必要があります。

 

空押し加工は製品の「使いやすさ・開けやすさ・切りやすさ」をプラスする事が出来る

空押し加工を箱に取り入れることで、箱を開けやすく、使用しやすさをプラスすることが出来ます。

そして、サランラップであれば、箱に「wマーク」が付いているのは…

目の不自由な方が指で商品を識別できるようにするためのシンボルマークです(点字ではありません)。
このマークは食品包装用ラップ業界で構成する『家庭用ラップ技術連絡会』で定めたシンボルマークです。

旭化成 よくある質問 https://faq.asahi-kasei.co.jp/faq/detail?site=6M0LWAV2&category=12&id=32 より引用

など、様々な箇所で「空押し加工」は活用されています。